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| 安達太良のロープウェーで笑み交わす台風一過ナナカマドの実 | 章 |
| 物想う月よりの使者かぐや姫青き地球の出を懐かしむ | 章 |
| ひと晩を月下美人に見惚れ居て共に迎えし枯らびたる朝 | 逸朗 |
| もみじ葉は僅か残りてさやかなり人の入らぬ初冬の森に | 逸朗 |
| 日溜りの残菊に舞う小花蜂早や冬眠し花の夢みよ | いさむ |
| ポケットに飴玉ありて旅いきしあの山河を思い出したり | いさむ |
| 時雨降るメタセコイアに絡み付く青き涙のイルミネーション | 小町 |
| 食品の賞味期限のぼろぼろと年金さえも頼れぬ私 | 小町 |
| 永劫の途中で休む緑陰にペロリと舌を出すアインシュタイン | シン |
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