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タイトル:あしかび短歌会


5月・6月歌会の作品

春紫苑新入生のように咲き揃い看護学院のグランド一面 小町
六角堂の丹色(あた)らし波の秀の巻きて砕ける岩肌の上 葦乃
勿来などとわらわは言はぬなにゆえに会ひに来ぬかと西行に小町
少年の病む傷なりや青リンゴ空っぽの冷蔵庫に冷やされている シン
湯上りは緑茶に限るししむらの一筋一骨目覚めゆく朝 逸郎
さつき咲き庭ゆく蝶のうらやまし毛虫が変わる生の不思議よ いさむ
重き心引きずる我に自転車の少女のハミングするりとはいる 小町
カチカチとハイヒールの音 積み上げしラヴェルの楽曲一瞬に崩す
青田風おかっぱ少女の自転車が我を追い越し背中が笑う いさむ
倒木に苔の緑のゆらぎおり池の底ひに初夏の陽差せば 葦乃
マンハッタン・ハーレム街に喧嘩あれど音楽隊は涼し気に行く シン

 あしかび短歌会では歌会の前段で短歌の基礎を学ぶため、 北原白秋がその弟子たちに対して行なった指導の記録をまとめた本「かなしき」の 読み合わせをしています。初心者の方でも気楽に参加できますので次の連絡先までご連絡下さい。
 ご連絡は「サロンわいわい一番町」 電話:022-217-0101 まで。
 

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