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タイトル:あしかび短歌会


1月・2月歌会の作品

孫の土産は「琉球美人」二十五度沖縄を酔いて思うは哀しき
ぬくき日はありがたきかな年内に済まさむいくつ家のうちそと 直枝
存在は月の夜こそ際立てり八ツ手の白き花の幽けさ 葦乃
万歩計忍ばせ永い散歩道喘ぎ踏み締め踏み締め仰ぐ
侘助の白き一花床に散り一花ゆえに立ち去りがたし 小町
信号を待つ間ひととき縁石に腰掛けおれば一睡たまう 逸朗
かにかくに難語つらなる仏教も寂聴説法読まば(さや)けし いさむ
焼き上がったパンが飛び出すその上に凍死のごときバターをとかす シン
小面の如き天満が話しする太き体躯の仕草は童女
酒好きの我が家のアザレア水を貰い小言の如く花粉を振り撒く 小町
林檎ひとつ何というなく置かれゐて冬の厨の点景となる 直枝
攻防は土にひそけし蛍袋の領界いまは蛇のひげの青 葦乃
陣取りは競争なるや立ちんぼうの市議選候補に朝の陽まぶし 逸朗
寝酒をば飲むか飲まぬか雪の夜を起きるも寒し独り冴えおり いさむ
身をほぐせば春雨のような少年がふえてこの星の温暖化すすむ シン

 あしかび短歌会では歌会の前段で短歌の基礎を学ぶため、北原白秋がその弟子たちに対して行なった指導の記録をまとめた本の読み合わせをしています。
 初心者の方でも気楽に参加できますので次の連絡先までご連絡下さい。
 ご連絡は「サロンわいわい一番町」 電話:022-217-0101 まで。
 

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