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 あしかび短歌会一月歌会より。

梵鐘の響き湛える年齢となり思わず知らず手のひらを見る    章。

シトシトと雪は雨にと変る夜歌集の修二響き穏やか        一彦。

いつしかに仏に供える花愛でて勝手気ままに活ける楽しみ     勤。

幸せの形のひとつと言うならん嫗と翁手をつなぎ来る       逸朗。

寝違えて首が痛むも雪掻けばいつかほぐれて熱燗うまし      いさむ。

地下鉄にガードマン立つその頬の赤みが示す警戒レベル       クウー。

摘みくれし春ことぶれの野水仙小瓶に挿せば瞳をひらく      葦乃。

ピーマンの空洞内に縮まりて冬眠している一つ目小僧        シン。


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