現在の位置:ホーム あしかび短歌会 > 平成16年10月歌会
ここから本文。


 あしかび短歌会十月歌会より。

何処より金木犀の香れるや闇を行く吾を誘う如くに          一彦。

剪定のばらの干し葉の香の甘く顕ちくる夕べ雨上がるらし        てい子。

駐車場の枠を大きくはみ出してロールスロイスは無言に御座す      逸朗。

味見にと茹でたばかりの山栗に手はのびつつも手ぶらで帰る       仙。

芳香の花咲きたれば台風の雨にしおれし木犀あわれ           いさむ。

わが面に親近感を覚えしか一匹の蝿付いて離れず             クウー。

鯛めしを食べればややに丸くなり自分のどこかが壊れてゆけり     シン。


ここまで本文。
ここから戻り先。 ページの最初 | ホーム |