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 あしかび短歌会九月歌会より。

道端に名もなき小花ひっそりと初秋の里に冷気ただよう          大章。

カンツオーネ歌いしときに先生は唄うもよいが短歌を詠へと         勤。

ザリガニを手掴む子らの歓声に小川の岸の彼岸花笑う           一彦。

退院日いまからカウントダウンして絶対食うぞ鰻丼の「松」         クウー。

にわか雨の第一滴を感知して我が頭頂に走る緊張               逸朗。

逝き給うこの日と知らず海に没る夕日をながく旅に見ていき        てい子。

夏やせにブドウ梨ウリ買いおけば日焼けの孫来てみな食べられり     いさむ。


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