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 あしかび短歌会五月吟行会より。
 五月二十二日、草木短歌会との合同吟行会で名取市の雷神山古墳、
道祖神神社そして実方中将の墓などを巡り、最後に笠島屋で筍料理を
いただきながら歌会を行いました。草木短歌会からの参加者の分も
含めて紹介します。

祟られて落馬死したる中将の墓は鎮もり梅雨寒の沁む        勤。

武隈の松にさわりし吟行会芭蕉も歩きし東街道            仙。

葬られし者の名は知らず大いなる墓を築きし民人の汗        逸郎。

七代目二木の松は樹勢よく出番はいまだ八代目松           道子。

白詰草やはやは咲きて鎮もれる雷神山の古墳を巡る         正子。

春落葉踏みつつ辿る木下道いわれ悲しき実方の墓           汀子。

草もゆる雷神山古墳に幼児おさなごのかけまわる声吸い込まれゆく     光子。

華やかな都人たる実方の寂しき墓に無念を思う            喜英。

道祖神祀る社の狛犬に頬寄せているみちのくおみな          則子。

竹林にほのかな光り春の夢竹の子歌いかぐや姫舞う          いさむ。

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