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タイトル:飛行船俳句会


9月例会作品 (高点順)

兼題
 秋暑しベルトに穿つ穴一つ 丈夫
 風死すや母渾身を杖に込め 秀子
 ビル二棟回り道して遠花火 元彦
 余命託す主治医を慕う菊日和 孝史
 ジャズフェステの抜け殻ポケットに 裕子
 秋暑し寝癖に頭掻く子いて みつ子
 蔦かずら鼠返しを軽々と 博司
 夜の灯に胡弓響いて風の盆 富喜子
 雨におう残暑の街の駐車場 泰生
 アキアカネ野仏に来て何告げる 邦夫
席題「帰」で
 手花火を有りたけ燃やし児ら帰京 丈夫
 帰燕せし酒蔵通り空茜 泰生
 故郷に帰り踊りの輪の中へ 博司
 帰り道遠回りして曼珠沙華 多喜男
 帰港待つ遊女の影の秋袷 秀子
 アワダチ草帰化植物の逞しさ 邦夫
 異客たり台風一過の家に着き 孝史
 幾秋を子の帰り待ち浜に立つ みつ子
 無機質な回帰毀れた熱帯夜 元彦
 ふる里に小鳥帰ってあかね空 富喜子
 

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