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タイトル:飛行船俳句会


5月例会作品 席題「残桜」を含む(高点順)

 腰痛の一本もなき芽吹きかな 孝史
 美しき骨の姿やむしがれい 裕子
 風葬や午後の人体残桜に 陽子
 死ぬときは夢の続きぞ五月闇 元彦
 踏切の音ながながと夕牡丹 みつ子
 雨やみて残桜しっかと艶とどむ 泰生
 残桜や私の句読点は昭和 多喜男
 残桜に鳥かげを追う昼下がり 博司
 残桜の里鶯の声澄めり 丈夫
 春の水よろこび走る田圃畔 邦夫

6月例会作品 席題「喜」を含む(高点順)

 喜々として透明な傘新樹光 多喜男
 父の齢来て濡れている喜雨の中 孝史
 喜々として仔犬駆け来る花野かな 泰生
 老鶯に七癖を聞く山路かな 博司
 青年や藤全量の揺れ抱いて 陽子
 白牡丹触るる老女の羞じらいや 元彦
 薄墨の熨斗袋抱き麦の秋 秀子
 白玉や湯に浮き上がる幼き日 富喜子
 胃の検査終えて事なし風薫る 丈夫
 夏の夜の喜劇悲劇は農水省 邦夫
 

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