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「電子メール開通」まで平成11年7月11日 PC研究会報告資料 阿部 加津子
「平成11年7月1日、Eメール遂に開通! 来月66歳の誕生日を迎えようとするこの日、PC研の皆様に、はじめてメールをお送りすることができました。その時の感激、いまだ覚めやらずの状況ですが、それまでの試行錯誤をそのままご報告したいと思います。 (1)パソコンの設置環境 平成11年1月にパソコンを購入。二階にある電話(子機)のそばに、設置した。(失敗1)セットアップを甥に依頼する。沢山のケーブルやコードに驚いたが、コンセントの多い場所だったのでほっとする。 (2)かな入力からローマ字入力への切替え インターネットや電子メールの講習会に参加していたとき、入力方法を変更しようと考えていたので、パソコン購入直後から、ローマ字入力の練習を始めた。同時にマウスに慣れるためゲームを楽しんだ。(これでパソコンと仲良くなれた) (3)ISDNの導入 PC研に参加したことにより、電子メールを急ごうと電話回線とパソコンの接続を身内のものに依頼したが、子機用の電話回線ではできなかった。1階の親機からの接続は無理と判断し、ISDNの申し込みをしたのが、5月31日。同時にブロバイダーの手続きも。このとき、NTTの窓口担当の女性Gさんと出会う。 (4)TAの設置 6月16日、NTTの工事担当者来宅、電話回線とターミナル・アダプターを繋いでもらう。パソコンとの接続とインターネツトの設定も依頼してみたが、パソコンはわからないと断られてしまった。(ショック1) (5)インターネットの設定 TAの取扱説明書を素読。”TCP/IP””PPPモジュール””モデム定義ファイル”のインストールなど全然意味がわからない言葉に面食らう。この中で一番困ったことは、「詳細はソフトメーカー・プロバイダ・パソコンメーカーにお問い合わせください」という文章が各項目ごとに出てきていることだった。 通信モードの選択で、「同期/非同期」のどちらなのかわからず、説明書段階でストップ。星さんに伺ってから、いよいよ作業開始。(プロバイダのセットアップガイドに記載されていることを、後日発見!) 「ダイヤルアッブネットワーク」のインストール中、突如手順にない画面が現れたので、プロパイダに電話。「アドバンストモードに変更してください」との回答に目を白黒。意味不明のまま「変更する」をクリックレたところ、初期画面に戻った。「TCP/IPのインストール」「接続先の設定」「TCP/IPの設定」などを、丁寧に進めたつもりだったが、インターネットヘの接続で「応答なし」「エラー」などの表示。 どこが問違ったかわからず、電話照会もNTTなのかブロバイダか、バソコンメーカーなのか全然わからない。しばらく放棄していたが、佐藤さんから「上書きできる」ことをお聞きして、再び始めからやり直した(このアドバイス効果はとても大きかった。) 「インターネット接続ウィザード」「ダイヤルのプロパティ」の「所在地惜と「登録名」がマニュアルと違うようだと気が付いたが、「ご使用に合わせて……」と書いてあるため意味がわからず、ブロバイダに再三電話したが繋がらないので、前記のGさんに照会。親切に調べてくれたが、訊ね方が悪かったらしく求めた回答ではなかった。間違ったらまた「上書きすれば」いいと、「新規」をクリックしたところ説明書の画面どおりになった。(考えすぎ!) それでも接続できない。 よく考えてみたら、TAのモデム定義のフロッピーを使用していないことを思い出した。(失敗2)説明書の読みすぎで、手順が後先してしまったようだ。 TAのインストールからもう一度、ゆっくりやり直した。「ダイヤルアップ接続名」でつまずいたが、何とか最後まで動かして、やっとインターネットの接続が出来た。作業開始から3日目の6月28日午後7時半だった。待望のインターネットだったが、一寸覗いただけで、この日は、お休み。 (6)いよいよ電子メール インターネットの接続後、中1日おいて、6月30日「Outlook Express」の設定をする。マニュアルに従って、「自動お返事システム、メールくん」にメールを作成。途中でエラーが生じたが、無視して送信完了。続けてメールを「受け取る」に進んだところ、もうメールが届いていた。メールくんからの返事その他である。びっくりしたが、嬉しくなって、メール少し先輩の弟にメッセージを作成。少し浮かれていたので、作成したメッセージにもうひとこと加えようとしたところ、いきなり画面が凍り付いてしまった。マウスは動くが、キーがきかない。初めての経験だった。しばらくいじったが、どうにもならないので強制終了させる。(ショック2) 予期しない出来事に驚いて送信をあきらめ、受信に切り替えたところ、今度は全文英文のメールが入っていてまたまたぴっくり。まだ誰にもアドレスを教えていないのに、しかも単語が少しわかる程度なのに、誰が英文をくれたのか本気で悩んでしまった。どうもメールくんに送ったメールがエラーになっているらしい。この英文は、後で理由がわかったけれど。受信でもたもたしたので、送信をもう一度と、メッセージ欄を開いたら、今度は警告。 それも赤い大きな字で。「前回、Outlook Expressが正常に終了しませんでした。メッセージが原因である可能性があるため、プレビューウィンドゥは表示されません。」!? それでは駄口元でと、あらためて弟と姪にメッセージを作成して、送信してみたら何とかパソコンは動いた。それでもまだ半信半疑の状態である。7月1日、弟から「祝開通」の返事が来た。「ヤッター」と思わずひとりごと。姪からも「届いています」と、近況報告が。パソコンの前でしばし感激に浸った。 大きな宿題をやり終えた喜びに包まれて、安心してPC研の皆様にメールを送らせて頂いた。NTTのGさんにも、お礼のメールをさしあげたところ、ご返事を頂いた。メホラでインストラクターのサブをしているが、勉強をして正式にインストラクターになりたいとのこと。メールが取り持ったひとつの出会い。彼女も退職後、ボランティアをしてみたいといっていた。 (7)反省と感想 マニュアルをきちんと読めぱ大丈夫といわれて、自分で設定をする気になったが、3冊のマニュアルに振り回されたようだ。専門語がわからなくて、用語集を読んでもチンプンカンプン。くらくらになりながらも、時々のアドバイスのおかげで、何とか電子メールの送受信ができるようになったけれど、苦労したことは無駄ではなかったと思う。パソコンと喧嘩したり、怒られたりしたけれど、今まで以上にパソコンと仲良くなれたから。 「努力すれば報われる」…。これまでの人生訓に加えて、PC研の存在のありがたさを身をもって感じることができた。やっと、第一歩を踏み出したぱかりだが、やりたいことがまた広がってきたような気がする。そして、新米ながらこれから始めようとするひとに、何かが出来そうだということも。
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