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シニアネット仙台 会報へのお誘い(平成15年9月号) 人生体験累積を勉強しよう大森 浩明シニアネット仙台の皆さま、始めまして。 このたび、理事長の大内先生からお誘いを受けて皆様とお付き合いすることになった大森 浩明と申します。シニアネット仙台が新しく始める講座をお引き受けするに当り、一言私の考え方を申し述べさせて頂きます。また、このような機会を頂いたことに対し感謝致します。通常、人間は必ず老いて死を迎えます。つまり万物は全て無になると言うことでもあります。従って現今の生命科学は、「無の科学」とか「心の科学」とも言われております。 さて、生命から考えて見ますと、寿命は人生50年時代が80〜100年時代へと伸び続ける中で生命科学の最先端である遺伝子の組み換えを研究している科学者たちでさえ細胞の死をもって己の死をも恐れていると聞かされます。私も小さい時から死んだら魂が真暗な中で浮遊している空間を想像し、死ぬことには不安になります。 一方、ある雑誌で「退屈なる人生を如何に愉しむか」と言う記事を読み感動したことがありますが、退屈とは暇を見つけて趣味や勉強をすることで、それが心の豊かさ、人生の愉しみとも言えます。しかしながら、60歳を越えた第二の人生は本当に退屈な人生でしょうか。大抵の方々は、毎日の生活のために一生懸命なので退屈などあり得ない。そんな遊びや余裕などの暇は無い・・・と言う声が聞こえてきそうです。でも、毎日の生活を冷静に覗いて見ますと、何といろいろな人に出会い、病い、難問や大事件などに対処しつつ生活している訳ですので、人生とはそういうもので、その苦難を乗り越えた時こそ生きがいを感じるものでしょう・・・と。 高齢の方々といっても個人の生活(QOL)には大きな差異がありますが、それぞれの生活習慣(人生体験累積)の中で豊寿としての健やかな人生を過ごすためには、心(知・情・意)、技(働)、体(健康)を勉強することだと思われます。そのことこそが退屈な人生を愉しむ生き方ではないでしょうか。 と言った訳で、私自身高齢者の方々の大学講座を作ろうと考えていた矢先に大内理事長からこの講座の趣旨をお聞きし、NPOはおろかシニアライフ講座のことなど全くの素人の私が、健康科学の分野で微力ながらお手伝い出来ることに喜んで加わらせて頂く事に致しました。 シニアライフ講座の皆さまが紳士・淑女としてこれからの人生を謳歌し、最後は笑顔で無になれるような、退屈な人生を愉しみたいものです。 皆さまとお会い出来る日を楽しみにしております。どうぞよろしくお願い致します。 ![]() |
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