わいわい句会
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シニアネット仙台 会報へのお誘い(平成14年10月号)

わいわい句会



○わいわい句会8月高点句
秘め事のからから渇く大暑かな 郁子
くろぐろと蟻の挑みの強きかな 尚
夏の雨心は少し開けておく 陽子
出穂期朝のものおと寄りつけず 孝史
甚平を着て朝刊を取りに出る 泰生
糠こねて亡母の匂いを追っており 丈夫
梅干すや塩結晶のキラキラと 光子
初蛍亡母の涙をそらした日 元彦
残暑かな塩と砂糖を取り違え 秀子

○わいわい句会9月高点句
よく茂る青豆畑は精神科      孝史
夕立のきて灼け土の匂いけり 裕子
逢いし身をきりきり洗えほととぎす 陽子
縛り地蔵むかしをとこは秋の空 光子
跳びゆきて果てきわめたき秋の空  輝美
大暑の夜敵機襲来わすれまじ 泰生
幼子のすず?神鈴?振るしぐさ蝉しぐれ 丈夫
列島に文字化けあふれ鰯雲 青三郎
九月尽獏と添い寝の六十八歳 元彦

○わいわい句会10月高点句
秋草のどこか明日を恐れおり 秀子
ハト一羽吾また一人いわし雲 尚
秋夕焼旅情の裾を牽いてゆく 郁子
憎悪いま形をなせり秋日和 青三郎
おしゃぶりの眠りの浅さ釣りし鯊   元彦
天空に火矢放つごと百日紅 丈夫
月の雨灰に埋もるる心地して 陽子
母諌(いさ)むたびに絡みし蜘蛛の糸 孝史

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