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報告「あめりか・日本・NPO」 俺は降りるっ バークレー大学からのバスの車内でのことでした。座っていたシニア男性が「なんてやつだ。不愉快だ。俺は降りる」と突然おこりだして、バスを降りてしまいました。周囲の客はにこにこ笑っています。私も思わず「にっ」としてシニア男性の背中を見送りました。心からの共感を覚えながら。 事の次第はこうです。サンフランシスコのバスは運転席のある前方座席が高齢者、障害者らハンディキャップシートになっています。優先席ですね。高齢者に席を譲るのが徹底しています。私の目から見ると、席を譲る競争でもしているようです。 バスの前方座席の方は、バス停でだれか乗ってくるたびにしょっちゅう立ったり、座ったりしてなかなか忙しいんですね。それだけ高齢者がバスを利用しているということでもありますが、とにかく落ち着かないので、もっぱら後ろの方に立っていました。 そのシニア男性は優先席に座っていました。向かい席も優先席です。あるバス停で、別のシニア男性が乗ってきました。それを見て若い女性がすっと立ちあがりました。そこまではいつもの情景でしたが、なんとこのシニア男性は座るのを辞退したんです。女性は「どうぞどうぞ」と言っているのに、そのシニア男性は「私は大丈夫。あなたが座っていいから」と、どうしても座ろうとしません。 「いえ、でも…」と女性は困ったような表情 「アイム・シアリアス(ほんとにいいんだって)」と、少しシニアの声が大きくなりました。 ここで初めに戻ります。難しい問題です。どう思います?
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