シニアネット仙台 あめりか・日本・NPO
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報告「あめりか・日本・NPO」
オリンダで。PC教室。

 「学習センター」のドアを開けると、コーディネーターのジャック・キャンベルさん(76)が出てきて「今、教室をやっているので邪魔したくない。区切りがつくまでツアーしてあげよう」と言います。「ツアー」というのは、施設を案内するときに普通に使う言葉です。

オリンダのコンピューター教室
そんなに楽しいですか?
 キャンベルさんは世界的なコンピューターメーカーIBMのOBです。「オリンダ学習センター」についての説明をてきぱきとこなした後、やっと「学習センター」に入れてくれました。到着してから実に30分。1時間の約束だったので、こちらは早く学習センターを見たくて気がもめましたが、キャンベルさんは「事前に背景説明がなかったら何も分からんだろ」といった表情です。

 教室ではパソコンが6台ずつ2列に並んでいました。インストラクター用のパソコンが1台あって受講生のパソコンを操作できるようになっています。受講生はみんな和気あいあいと、のんびりコンピューターと向き合う時間を楽しんでいるように見えました。インストラクターと受講生のやりとりも、友だち同士が話しているような雰囲気です。パソコンに向かう受講生の表情が生き生きとしているところも、シニアネット仙台のパソコン教室となにも変わりません。

 なぜここに通うのかを聞いていました。アン・トンプキンスさん(63)は「孫に負けないように頑張っている」と言います。ダニエル・ラブさん(70)は「企業が開いてる教室にも通ったが、とても覚えられない。ここではじっくりとこちらのペースに合わせてくれる」と説明してくれました。

 コースは初心者、ワープロ、表計算とデータベース、インターネット。12台のコンピューターがありますが、実際の受講生は1クラス8人としています。各コースとも1カ月に大体4回の授業があり、年間8回のコースを組んでいます。施設の居住者は無料で受講できますが、最近は98%はオリンダ市および周辺地域から通ってきます。インストラクター、コーチ24人が各コースを分担して担当しています。

 受講希望者はSenioprNetに入会しなければなりません。個人の場合、1年間で35ドル、2年で50ドルです。夫婦で入会すると、二人で40ドル、65ドルと、それぞれ割り引きになります。この会費はすべてSeniorNetの収入になります。したがって学習センターの運営は自主的に行う必要があります。初心者、ワープロ、表計算・データベースは受講料が1回あたり20ドルです。そのほかに教科書代が必要で、3コース共通の教科書が15ドルです。インターネットは受講料25ドル、教科書代15ドルとなっています。

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