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報告「あめりか・日本・NPO」 これから何をしようとしているのか SeniorNetと最終合意に達した「協業プラン」について概要を説明します。これは平成11年1月以来、シニアネット仙台のパソコン教室&シニア世代PC研究会、サロンわい・わい一番町のみなさんと一緒に歩んできた結果、生まれた目標でもあります。 まず「インターネットを活用したシニア世代コミュニケーション実験」があります。日米のシニアが電子メールを使ってコミュニケーションします。「なんだ。そんなものか」と思うかもしれません。でも、そんなに簡単な話ではありません。こちらは日本語でメールを書き、あちらは英語でメールを書きます。その間を翻訳ソフト、通訳ボランティアがとりもちながら意見交換できるかどうかを試してみるというアイデアです。翻訳ソフトとNPOの本質でもあるボランティアの力を借りながら、言葉の違う日米のシニアが意見交換できるかどうかがテーマです。 インターネットはもともと英語文化です。日本語のコンテンツ(情報の内容)もあっという間に充実しましたが、「インターネットは国境を超える」と言われながらも、言葉の違いを乗り超えるのは簡単なことではありません。その結果、どういうことが起きるかというと、「国境を超える」のは英語ができる人の特権のようになってしまいます。せっかくインターネットという道具があるのに何とかならないかと思います。 それで今回は、SeniorNetとの縁ができたのだから、言葉の壁を超えたコミュニケーションがどんなものなのかを、互いに感じてみませんかと提案しました。シニア世代はなんのためにコンピューターやインターネットをやりたいと思うのでしょうか。人によっていろいろ動機はあるでしょうが、個人的には「コミュニケーション」の道具として使えるかどうかが、最も魅力的な動機ではないかと考えています。仕事に使うのならいざしらず、楽しくなければ意味がないんです。 ところが、そうしたことが分かっているようで、なかなか見えてきません。SeniorNetは、高齢者のコンピューター活用を支援しているNPOですが、ウェッブサイトに膨大な数の「会議室(ラウンドテーブル)」を設置しています。シニア世代のコンピューター活用の本質はコミュニケーションであるとの確信がひしひしと伝わってきます。 翻訳ソフトという便利な道具があって、機能もだいぶ上がってきました。ソフトが完璧な翻訳を自動的にやってくれればいいのですが、そんなに簡単にはいきません。そこで通訳ボランティアが汗をかきます。 メールのやりとりはウェッブにも反映されます。「実験」の期間は7月から9月までの3カ月です。果たしてどうなりますことか。テーマを絞った方がいいですね。何かいいアイデアありませんか。 SenirNetとのアン・リクソンさんは「リスクは大きいが、頑張ってうまくいけばインパクトが強い」と乗り気でした。彼女が言う「リスク」とは実験を進めるうえで、通訳ボランティアが苦労するでしょうねとか、コミュニケーションの仕組みをつくって運営するのは大変ですね、という意味です。 まあとにかくやってみましょう。ご協力をお願いします。
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