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デンヴァーの風
その22 満開のズミ 秋山晃通
【日米シニア井戸端会議 関連特集】
米国コロラド州デンヴァーの秋山晃通さん(73)からエッセー「デンヴァーの風」が届きました。秋山さんは、シニアネット仙台運営しているシニアのための電子メールコミュニケーション「日米シニア井戸端会議」に参加しています。エッセーは不定期で続きます。 |
| ズミ(コリンゴ、コナシ)〔桷、酸実、棠梨〕バラ科 落葉の小高木で、高さは3〜10m。山地の川沿いや岩石地などに生える。枝は分かれ、小さい棘状になり、全体にこんもりと茂る。葉は互生し、長楕円形、卵形で先端が3〜5裂に分かれるものもある。花は梅に似た直系2cmほどの、5弁の白い花で、5〜7個がまとまってつく。果実は直系6mmで、赤または黄色に熟し、美しい。 |
私の住まいは、デンヴァー市中心から約25マイル北上した衛星市町村といえる地区ですが、約30年前から開発されてきた市なので、公園課が植樹するものが、若いのが特徴です。写真で理解できると思いますが、GYM玄関のものより若いのが、いたるところに植えてあります。ズミの割合に比例して植えられているのが、アスペンとアメリカ楓の若木です。
当地の公園課部課長の采配に感嘆いたします。ズミやアメリカミズキの花の美しさを人に例えると、GYMの水泳インストラクター、ボランテイア女子学生の健康な肌の白さと、金髪、茶髪を揺らす楚々とした挙動は、微風にゆれる花小枝の風情そのものと私は感じました。
街路の並木は、30年は経過しているのでしょう。3月末より咲き始めイースターの日曜日が満開でした。9日の深夜に牡丹雪に見舞われ、10日は桜隠しのようになりました。それはそれは美しい情景でした。11日の午後は、花びらがそよ風に舞落ちはじめました。桜吹雪のように歩道を白く染め、冬よ、さようならとばかりに、はかなさをなごり惜しむ残雪は2日で消えました。
この赤い花を満開にしている樹は、多分、花海棠(ハナカイドウ)でしょう。花びらに眼を寄せてみると、美しいピンクですが、遠望だと少しどぎつい赤桃色ですね...
ひとつは私の家の真向かいのもの。今、ひとつは近所の散歩道で、毎日のように挨拶する樹です。ミズが今は、最盛期ですが、桜の小樹や大中小のハナカイドウも数ブロックごとに咲き誇っています。これらが散ると、次は、コデマリ仲間、野リンゴ、ノカイドウ、ハナカイドウ仲間、ノイバラが一斉に咲き始めます。そのあとは、大木のアカシヤの仲間、フジキなどが咲きはじめます。それと各家庭の庭を彩る薔薇は秋まで咲きつづけますから、これから私は晴天なれば、デジカメと「季寄せ草木花」の袖珍本を友として散歩を楽しみますから、花便りは続きます。
(続く) <戻る><Top>
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