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なんでもシネマ(40) 続編は面白いかブルース・ウィリスがタフなNY市警のマクレーン刑事を演じる第4作「ダ イ・ハード4.0」が公開中だ。続編はなかなか第1作を超えられないといわ れるが、第3作から12年ぶりの本編は、タイトル通り「ダイ・ハード(なか なかくたばらない)」な出来で楽しめた。 1988年の第1作(ジョン・マクティアナン監督)は別居中の妻の勤務先 (日系企業)を訪ねると、そのビルがテロリストに占拠されていた。2作目 (90年、レニー・ハーリン監督)では、妻を迎えにいった空港でテロ集団に遭遇。マクティアナン監督が再登板の第3作(95年)では、妻と別れて酒浸りの彼が爆破犯から指名されて、理不尽な要求のままにNY中を駆け回ることになる。 マクレーンは「まずい時に、まずい場所に居合わせ」てしまい、「何でこん なことになるんだ」とグチをこぼしながら家族を守るために孤軍奮闘する。決 して正義を振りかざして乗り込むわけではない、”戦うフツーのおっさん”(鬼塚大輔・静岡英和学院大教授)なのだ。 今回は全米の都市機能をマヒさせるサイバー・テロとの対決だ。アナログ人間の彼はITオタクの若者の協力で犯人を追い詰める。1作目からの”フツーのおっさん”ぶりが何ともいい。巻き込まれた娘(第1作に5歳で登場)との微妙な親子関係もきっちりと描かれる。前3作の彼のセリフをそらんじているというレン・ワイズマン監督が、コメディアン出身のウィルスの人間味をうまく引き出している。 タフな敵役マギーQも魅力的だった。彼女が出演した「M:i:V」は主役のトム・クルーズに集約されすぎて、当初の集団劇の良さを失ったように思う。第5作「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」は、原作に沿ってつくられているが、ハリーの苦悩より魔術対決に目が奪われがち。このままでは飽きられないだろうか。続編ものは「TAXi」「ラッシュアワー」「オーシャンズ」も公開中だ。リメイクばやりといい、安易に興行成績を狙って製作を続けていると、それこそ観客にそっぽを向かれるのではないだろうか。(直) ![]() |
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