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「おそうじやさん」
報告書「日本型シニアセンター'98」(15)「おそうじやさん」
「日本型シニアセンター」の機能に関する研究調査の一環として、事業おこしの研究・実践に取り組んだ。「日本型シニアセンター」プロジェクト4チームのうちAチームが担当。テーマは高齢世帯を主な対象とする清掃支援とした。活動の名称が「おそうじやさん」。
仙台市の高齢世帯の実態調査、「こーぷくらしの助け合いの会」(宮城県民生協)の在宅支援活動に関する研修等を通じて、高齢世帯のそうじを試行領域に設定した。実地研修、洗剤に関する調査研究を皮切りにちらしや会報等によるPRを行った。勉強会、研修会は平成10年6月以来、20回に上った。
その結果、仙台市若林区の荒町商店街の「地域振興券」関連事業とのタイアップが実現した。荒町商店街が地域振興券の利用者に渡す「クーポン券」を使うと、「おそうじやさん」のサービスを割引価格で受けられるという内容。
「おそうじやさん」の活動は事前調査に時間をかけたことから、実際に活動が具体化したのは平成11年に入ってからであり、実際のサービスは5件だった。日本型シニアセンター実験「サロンわい・わい石名坂」の活動と並行して取り組んでいるため、マンパワーの確保、PRの強化など、態勢面の整備が十分でないなど、課題は山積しているが、その中で地域振興券利用による活動が2件あったのは注目に値する。
「日本型シニアセンター」の機能研究が「地域振興券」が結びついたことで、「日本型シニアセンター」が高齢社会のありようと、直接結びつき、一定の役割を果たしうる可能性が見えてきた。地域との協力のあり方、関連事業のニーズの所在、活動メニューの充実など、課題は多いが、今後とも取り組みを進めることととしたい。
【参考資料】
@趣意書
A実地研修の報告
B洗剤調査資料
Cおそうじやさんチラシ
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